緒方恵美がドラマ「9ボーダー」にゲスト出演、クールで謎めいたひと癖ある占い師役
緒方恵美が、4月26日22時よりTBSで放送されるドラマ「9ボーダー」の第2話にゲスト出演する。
このゲスト出演のきっかけは、「9ボーダー」のプロデューサー・新井順子が手がけた「MIU404」で、緒方が公式キャラクター・ポリまるの声を務めたこと。緒方は、大庭家の三女・八海が相談に訪れる占いの館の占い師・平松琴子を演じる。クールでミステリアスな、ひと癖ある役どころだ。
“ドラマオタク”を自称するほどドラマ好きの緒方。ドラマを愛するがゆえに一度辞退していたが、面白そうな設定や役柄、プロデューサーの名前を知って出演を決めたという。占い師を演じてみて「個人的には占いが難しかった! 良い経験をさせていただき、感謝です」とコメントした。
緒方恵美コメント
オファーを受けたときの気持ち
正直驚きました。大丈夫ですか私で!?と。そして(「逃げるは恥だが役に立つ」の)平匡さんの腕の中に飛び込むみくりのように「やー!」と(笑)。実はここ数年、ドラマのオファーを頂戴することが年に1~2回ほどありました。でもドラマを愛するイチ・オタクだからこそ、「いや、オマエがそれはどうなの……」と自分に厳しいツッコミを入れ、御礼と共にご辞退を申し上げて参りました。そんな中で今作の資料をいただき、唸りました。設定、面白そう。占い師役……面白そう。どなたの作品だろう? (めくって)新井さん!?
そして1行目に戻る(笑)。
占い師を演じてみて
普段、セリフを完全に覚えて喋ることがほぼないので、台本が手元にある日常のありがたさが深く染み入りました…(笑)。短い1シーンですが、とても丁寧に指導いただきました。小道具の一つ一つ、何回も角度を変えて撮り重ね、 アングル・照明等のこだわりにも唸りました。 個人的には占いが難しかった! 良い経験をさせていただき、感謝です。
自身の“9ボーダー”について
ずっと変わらず若い年齢の役柄を演じ続けているので、自分の歳にはあまり気が回らずで。気がついたらボーダーを超えていて驚いたということが多いです(笑)。
でも、39歳のときは覚えています。日本ではまだまだ「女は若いうちが花」、特に“女の俳優にはこのさき仕事はない”と覚悟していた時期だったので。 でも違いました。 むしろ40歳を過ぎてから仕事が楽しくなりました。そう思わせてくれた、各お仕事の関係者の皆様に感謝しています。今後もお声がけいただける間は、そのチームのために務めさせていただきたく思います。
※“9ボーダー”とは各年代のラストイヤーのこと。